広島大学の学生さんが訪問されました♪

こんにちは、ホクエイです!

広島大学の学生さんが学術調査のために訪問されました。

私たちも大変勉強になり、楽しく有意義な時間になりました☆

写真中央の方が、留学生のSさんです。

広島大学 都市・建築計画学研究室の博士課程後期にて研究中です。

特に小規模リフォームのプロジェクト体制について、日本と中国との違いを論文でまとめる準備をされています。

3年前からテーマは決まっていたものの、コロナ渦で調査ができず…この一年程でようやく活動でき始めたそうです。

残念ながら、それでもまだ必要な情報量が得られていないとお困りでした。

そこで少しでも学術調査のお役に立てればと思い、ヒアリングに協力させていただきました!

日本では30年ほど前に少子高齢化社会を見据えて、リフォーム需要への対応を強化しました。

中国でも同じく、既存住宅のリフォーム需要が今後増えていくと考えられているそうです。

 

日本と違い中国では、新規住宅であっても基本的な電気工事と水道工のみが終わった状態での引渡しとなります。

そのため顧客が住宅設備を用意し工事施工業者に提供する、”施主支給方式“が一般的となっています。

 

こちらは日本では一割程度しかありません。

アイテムの選定・調達・設置からメンテナンスに至るまで、自己責任で進める必要があるからです。

 

海外における工事の自己責任とは、問題がなく完了するまでを監視するという点にあるそうです。

とはいえ顧客は常に現場にいられないため、専門の監視会社等に監視料を支払って確認するそうです。

工程全体を把握し、建材がより安い物に変えられたり手抜きをしたりするという問題を防ぐ役割だそうです。

様々なお話を伺ったりご質問にお答えしているうちに、世界的には上記が基本なのだと理解しました。

同時に私たちが何気なく行っている一連の流れは、性善説に基づいた商習慣なのだと気づかされました。

とはいえ…Sさんによると日本でも見積り内容が分かりにくい等、不信感を示すアンケートの回答は多いそうです。

改めて、お客様にご納得いただける丁寧なご説明を心がけようと思いました。

おかげさまで業務を見直す貴重な機会を得られ、本当に感謝しています。ありがとうございました。

Jさんの研究がさらに充実した内容になりますよう、スタッフ一同心より応援しています!!

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